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理事長ご挨拶
理事長
私共の「NPO法人ペインクリニック普及協会」は、2010年6月に設立ののち、2024年6月に15年を経過しました。このたび、本法人設立時より初代理事長としてご尽力いただいた 宮ア 東洋 先生 がご逝去されました。その後任として、大瀬戸 清茂 が、二代目理事長として就任し、法人を代表して関係各位の方々に改めましてご挨拶を申し上げます。



○ 一般の皆様へ

色々な傷害や疾病で痛みを感じることは、誰もが不快な体験だと思います。日頃痛みに悩まされている方々は、痛みがなければどれほど楽になるかを考えるでしょう。

 しかし、私たちの身体に異常(例えば、心筋梗塞、胆のう炎、膵炎、虫垂炎など)が生じたとき、胸が痛い、お腹が痛い、背中が痛いなどの症状が現れ、異常の発生を知らせてくれるのが「痛み」です。もし痛みを感じなかったら、これらの疾病がさらに進行して、命にかかわる状況になることは想像に難くありません。このようなことを考えると私たちにとって痛みは必要なものであると理解していただけるでしょう。
 一方、痛みの原因が分かってしまえば、その原因を取り去れば良いのですから、そのまま痛みに悩まされ続ける必要はありません。また時には神経痛と呼ばれるような、身体には何の問題もないのに、何故生じているのかが分からない痛みさえ多くあります。私たちにとって、前者は警告信号として有用な痛み、後者は生活する上で支障をきたす有害な痛みということになります。有用な痛みは消してはいけませんが、有害な痛みは取り除くべきであると理解していただけるでしょう。

このような痛みを治療する方法は、薬物療法、理学療法、手術療法など様々ありますが、私たちは特に「神経ブロック療法」や「インターベンショナル療法」を中心に、薬物療法、理学療法、リハビリテーション、心理療法などの保存的治療を併用して痛みに立ち向かおうとする医師の集まりです。多くは身体に生じたその痛みに関連する神経の興奮を抑える局所麻酔薬を使用して痛みを軽減し、または神経に電気を流して痛みを和らげたり、消失させたりする治療法を行います。

今後さらに、ホームページや公開講座などを通じて、私たち『ペインクリニック普及協会』の活動を詳しくご紹介していきたいと考えております。

○ 医療関係者の皆様へ

NPO法人ペインクリニック普及協会は、ペインクリニックに精通した人材の育成、ペインクリニックの普及やイノベーションを通じて、それに携わる医師のペインクリニック医療における水準向上と均展化を図ることにより、国民の健康増進・維持に貢献することを目標に設立いたしました。

NPO法人ペインクリニック普及協会の活動は、年間11-12の研究会・ハンズオン・市民公開講座などのイベントを企画/開催しており、ペインクリニック診療や手技のアップスキリングやリスキリングを行っています。これにより、医療従事者の皆さまにお役立てるように活動しております。

本法人は、「神経ブロック療法」をはじめとするペインクリニック治療を国民の健康維持・健康増進に役立てるために十分に活用すべきであるという思いで設立いたしました。痛み診療や治療に関わる多くの方々の賛同を得たいと願うと同時に、今後これらのイベントなどの活動を通じて皆様のためになる教育を継続していく所存でございます。

皆様のご参加を通じて、ネットワークを築き、ペインクリニックが隆盛することを期待しています。




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